謝肉祭について
カルネヴァーレと呼ばれている謝肉祭のお祭りまであと一週間をきりました。
カルネヴァーレはキリスト教のお祭りです。
カルネヴァーレの語源は、ラテン語でcarnem(肉)levare(取り除く)を一語にしたもので、元来、謝肉祭(カルネヴァーレ)の次の日から復活祭(パスクア)までの46日間のうちの日曜日を除く40日間を四旬節(Quaresima クワレーズィマ)といい、肉、卵、乳製品などの動物性たんぱく質を絶つ習慣です。
これは、イエスが荒れ野で40日間断食をしたことに由来しているといわれています。
古代や中世期の信者たちは四旬節に肉食を断っていたので、四旬節が始まる前日は好きなものを好きなだけ食べ大いに騒ぐ習慣がお祭りに形を変え現在に至っています。ちなみに今日では、敬虔なカトリック教徒でなければこの期間中、食事をひかえることもないほど緩やかなものなりました。
カルネヴァーレのアスコリの市民広場は人、人、人・・・
仮装した市民が街をねり歩きます。
夜のピアッツァはこんな感じ。
場所を変えてスルモーナのピアッツァは・・・
キェーティでは、一度は途絶えたアブルッツォ地方の伝統的なカルネヴァーレのお祭りの形を再現し祝います。