ポルチーニ茸
イタリアには800~1000種の茸があるといわれ、茸の大産出国です。輸出先は、スロベニア、スペイン、モロッコ、アルジェリアなどの周辺国がおおいのですが、ポルチーニ茸やトリュフなどの特別な茸は全世界に輸出されます。しかし、輸出する以上に消費が上回るため、毎年多くの茸を輸入しています。
これからが旬のポルチーニ茸は一年に2度、春と秋にできます。秋のポルチーニは、かさが黒くしっかりとした白い茎が特徴で、春のポルチーニより虫がつかず長持ちするので価値があります。
取れたてのポルチーニは肉厚なかさの部分をステーキのように、火を通してメインディッシュとして食べられます。
他にも、リゾットやパスタ、肉の詰め物に使われたり、香りの高いポルチーニ茸は色々な料理に使われます。
生で食べきれなかったポルチーニは薄くきり、網にのせて乾燥させます。こうすることで、一年中、香りの高いポルチーニ茸を使った料理が食べられます。
この他に、冷凍保存、瓶詰、オイル漬けなどの方法でも保存されます。
今年の秋は、ポルチーニを使った美味しい秋レシピを、お召し上がりになってはいかがですか?